山本とおるの本音

ホーム > 山本とおるの本音 > 山本とおるの本音

  • 山本とおるの本音
    2020.04.28 (火)

    新型コロナウィルス

     富山県の感染者数は、初めての感染者が報告されてから、急激に増加しました。早い段階では「霊峰立山のご利益だ」なんてうそぶいてましたけど、4月25日現在、富山県の感染者数は163名。感染者数で茨城県、福井県を抜いて全国第12位。ここ4,5日は、毎日10人ほどの新しい感染者が報告されています。政府ではこれまで進めてきた感染防止対策・経済対策をさらに進めるため、16兆8000憶円の補正予算を組もうとしています。
    富山県でも国の予算内示を受け、35億円規模(過去3番目に高い補正予算)の補正予算を急遽編成、国会での承認から間髪入れず4月28日に臨時県議会を招集して、補正予算案を可決承認するため準備が進められています。
     これに先立って23日木曜日には、富山県でも休業要請が出され休業協力金の支給について申請の受付が始まりました。当面5月6日まで。23日、24日から休業してくれる方に休業協力金を支給。
    23日の発表で!
     40名体制で臨んだ県の電話対応窓口はすぐにパンク状態。多くの皆さんからお叱りを受けました。すみません。事前説明を受けていた私も含め、確かに認識が甘かった。そのくらい多くの事業者さんが、逼迫した状況でありかつ心配してくださっている。こういうことを感じました。
    いろいろ批判や不満が出るのは仕方がない。ひとつずつ、より良いように修正する努力をしたいと思います。
     そういえば、感染者がどっちの管轄なのかを巡って、森富山市長と石井知事がぶつかってましたね。これは情けなかった。つい先日、ようやく歩調を合わせることが合意されたとか。ま、一安心なんでしょうけど。。
     さて、この新型コロナウイルスの猛威はいつまで続くのでしょうか。収束まで2,3年かかるという人。少なくとも1年という人。季節性なら夏ごろには落ち着くのではという人。それぞれです。なにせ未知のウイルスですから、どうなるのか予測がつきません。ですがこの緊張状態のまま、あと2か月も3か月も持つとはとても思えません。ある程度理屈の立った予測をして対処していかざるを得ませんよね。外出を極度に控えた状態のご家庭のストレスは、それは半端ないと思います。しかしそれ以上に医療の現場が持つでしょうか。
     例えば富山県で、連日10人程度の新しい感染者が見つかるという現状が、1か月続くとすれば、300名増えて463名に達することになります。これまでの報告データから推測して1割の方が回復したとしても、400名を超える計算になります。富山県では富山市内の総合病院での感染事例が多いため、医療の現場はもはや限界との見方もあります。そうすると、この1か月で500名の感染者が出るかも、という認識のもと対策していくことが大事だと思います。しっかり県にも問うて行きたいと思います。皆さんには、医療従事者の方々、最前線で感染の危険と隣り合わせでいながら、最善の努力をしておられる方々に敬意を払ってほしい。エールを送ってほしい。切にそう願います。
     コロナを乗り切ろうと、多くの有志が動いてくださってます。マスクや防護服の代替となるレインコートを寄付していただく。それぞれの事業者がお持ちの技術をもって、医療や介護の現場を助ける製品を開発する。飲食店はこれまでやってなかったテイクアウトサービスを始める。それを無料で運んでくれる代行サービス業者さん。本当にありがたいです。頑張ろうという勇気がわきます。
     私たちは経験したことのない危機に直面しています。そのため、恐怖にかられた人々は、生存のための本性をむき出しにしています。しかし人類は、その英知で、必ずコロナに打ち勝っていくでしょう。
    それを信じて、みんなで乗り切っていきたいものです。

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2019.05.10 (金)

    いよいよキックオフ!

    本日(5月8日)、4月7日の県議会議員選挙で当選した新しいメンバーでの、初めての本会議が開かれました。組織議会と言って、議長や副議長、議会運営委員など、議会諸役員や所属委員会が、これで正式に決定しました。

    私は厚生環境委員会、産業振興特別委員会への所属が決まりました。厚生環境委員会は、医療、福祉、環境、文化といった分野を扱います。子育て支援や少子化問題に取り組む最前線の委員会です。産業振興特別委員会は、農業からITまで、本県の産業全般の発展について所管します。今年10月には消費税率が10%になりますので、対応策について喫緊の課題と言えるでしょう。

    また、監査委員を拝命しました。富山県の監査委員は4名。このうち2名が議会から選出されています。富山県の運営について、議員とは違う角度から、さらにチェックする役割を仰せつかりました。任期は2年間、皆さんからのご意見やご指導を頂いて、しっかりと努めて参りたいと思います。

     富山県議会は定数が、40名。先般の選挙では11名の新人が当選したので、1/4以上を新人が占める、初々しい議会となったと感じます。そして世代交代も進んだと思います。選挙戦では、各々、自らの想いや政策を訴えて勝ち上がって来た訳ですから、新人といえども遠慮なく発言をして頂きたいものです。

    議員の仕事の1つに、自分の想い(あるいは託された誰かの想い)を、どれだけ具現化できるか、と言うのがあります。議会で発言するだけで、それが遂げられるわけではない事は、すぐに分かるようになると思います。良いと思える政策は主張する。他の議員のいい政策には、協力する。おかしいと思う政策にはおかしい、と指摘する。新人もベテランも、そういう意味では同じです。これまでの経緯や慣習について、何も知らない新人の発言は、時に的外れかもしれないが、時に的を射ているかも知れない。これをどう捌くのか。それをしめしていくのもまた、先輩としてのぼくたちの仕事です。

     令和の新生富山県議会、いよいよ本格始動。皆さんの付託に応えられるよう、全力を尽くします!

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2019.03.28 (木)

    富山県議会議員選挙、告示

     3月29日、富山県議会議員選挙が告示され、選挙戦がスタートします。

     高岡市選挙区は定数7名に対し8名が立候補する「少数激戦型」選挙となります。自民党6名、社会民主党1名、日本共産党1名で争います。
    いまいち、盛り上がっていないよね。と言われますが、いくつも政策課題があります。

     災害の未然防止対策。富山県は自然災害の少ない県ですけど、それは先人の努力があったからです。弛まない努力が住みよい安心県を形作ります。とくに高岡近辺では、小矢部川、庄川を中心とした河川の改修など、手当てが遅れているところがあると思います。

     教育環境の整備。高岡市は小学校の統合を打ち出していますし、来年度平成32年度から新しい指導要領での教育がスタートします。小学校からの英語教育や新しくプログラミングという教科が取り入れられます。きちんとスタートするために相当の準備が必要です。

     父親からの虐待で、小学4年生のお子さんが亡くなってしましました。大変悲しい事件でした。いじめなどの問題も今なお無くなっていません。こどもたちを護るためにどうしていくのが正しいのか、場当たり的な対策でなく、腰を据えた対策が必要だと思っています。何より、家族のありがたさ、大切さを、社会が親となる若い方たちに伝えることが大切ではないでしょうか。

     そして、高岡の財政再建。市民体育館は建設延期。市民会館は閉館したまんま。コミュニティバスは廃止されちゃう。おまけに県内で一番人口が減っちゃった。これでは高岡市民の元気が出ません!県と連携して、一日も早い高岡市の再建に取り組んでいきます。

     こうした課題はすべて、一つの大事な政策に繋がっていくと思います。
    地方創生です。

     「シン地方創生」山本徹は、これをメインに訴えて参ります。

    「誰がやっても同じでしょ?」
    「どうせ僕の1票じゃ何も変わらない」

    そんな風に諦めないでほしい。あきらめさせた政治も悪い。
    だけれども、だからこそ、「決める、応える政治」を目指して頑張ります。

    皆様、どうぞよろしくお願いします。

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2019.03.20 (水)

    選挙になった!そして山本の進める政策は。

    私の大変親しい後輩の瀬川侑希さんが、今回の富山県議会議員選挙の高岡市選挙区から立候補することに決まりました。無投票で共産党に議席を渡す訳にはいかない、しかし、新人が当選を果たすには余りにも時間がない切羽詰まった状況で、瀬川さんはギリギリの決断をしました。正直、私からもこの窮状を救ってほしいと、瀬川さんにお願いをしました。橘慶一郎 衆議院議員からもお願いされました。
     こうした声に応えた瀬川さん。この決断は尊いと思っています。自分の選挙をやりながら、瀬川さんの当選の為に、どこまで、どういうことができるのか、分かりませんし、そんな選挙はしたことがありません。だけど、瀬川さんも私も当選できるようにしていかなくちゃいけないと、自分なりに覚悟をしています。
     高岡市選挙区の定数は7。自民党から瀬川さんを含めて6人。社会民主党から1人。日本共産党から1人。計8人で争う選挙になります。皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

     さて、今回の地方統一選挙から選挙ビラ、というのが使えるようになりました。選挙期間中に配る事が出来るビラです。そのビラに掲載する予定の内容を、公開し、私の推進する政策の発表にしたいと思います。これが全てではありませんが、今度の選挙で特に訴えたいことを集約しています。

    是非ご一読ください。

    決める政治。応える政治。
    シン地方創生、たかおか創生!
    5期目の挑戦、山本とおる

    プロフィール
    昭和45年2月18日生まれ(49歳)
    住所 高岡市扇町
    横田小学校、高岡西部中学校、高岡高校、大東文化大学日本文学科卒業
    平成11年4月 高岡市議会議員選挙 初当選
    平成16年7月 富山県議会議員選挙 初当選(補欠選挙)(現在4期目)
    平成27年4月 自民党富山県連 政務調査会長
    平成30年4月 第121代富山県議会 副議長
    主な役職 日中友好富山県地方議員連盟 事務局長
         富山県石油政治連盟会長
         (公社)富山県柔道整復師会 顧問
         富山県ビリヤード協会 顧問 ほか

    趣味 サイクリング 映画鑑賞
    家族 妻と双子の娘 4人暮らし


    とやま新時代
    『シン地方創生、たかおか創生!』~富山県の発展は高岡から~

    ○活力あふれる都市づくり。
    ・北陸新幹線の大阪延伸実現と新幹線時代を見据えた県づくり
    ・東海北陸自動車道の全線4車線化早期実現
    ・県市連携による公共交通網の再整備を検討
    ・活力を創るインフラ整備
     (北島牧野作道線・小矢部伏木港線の整備促進)(市街地から高岡北ICに向けた戦略的道路の事業化促進)(高岡やぶなみ駅周辺整備)(活力を産む企業団地の利便性向上)など

    ○未来を拓く人づくり。
    ・高岡西高校再編後の跡地利用を検討
    ・学校施設の老朽化対策やエアコン整備の促進、トイレの洋式化促進
    (平成30年の猛暑を受け、県立高校の普通教室でエアコン整備が進むことになりました。高岡商業高校などの未設置校の整備はもちろん、PTA設置による既存のエアコンの買い取りやリース料支払いの引き継ぎなども予算措置されることになりました。自民党の予算折衝の成果です。)
    ・学童保育や病児・病後児保育の充実などより質の高い子育て支援策の実現
    ・子どもたちが安心・安全で健やかに成長できる環境づくり
    (通学路の安全確保)(学校・地域・家庭が一体となった教育、保育の促進)
    (発達障害児への対応強化)(リカレント教育の充実)

    ○誰もが安心できる持続可能な地域づくり。
    ・災害に強い都市づくり
    (河川改修・浚渫の促進)(ため池防災対策、豪雨対策、地滑り対策、砂防事業の促進)など
    ・農業基盤整備促進と中山間地域対策
    ・有害鳥獣対策の強化
    ・健康寿命日本一と持続可能な医療・介護の実現を目指す


    私たちも山本とおるさんを推薦します!
    横田校下連合自治会
    西条校下連合自治会
    川原校下連合自治会
    国吉校下連合自治会
    石堤地区連合自治会
    守山地区連合自治会
    木津校下自治連合会
    神道政治連盟富山県本部
    富山県柔道整復師連盟
    富山県飲食業生活衛生同業組合
    富山県看護連盟
    富山県鳶土工業協同組合
    富山県商工政治連盟
    富山県私立幼稚園・認定こども園協会
    高岡市サッカー協会
    高岡市相撲連盟
    高岡市空手道連盟
    高岡市手をつなぐ育成会
    高岡市猟友会

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2019.03.07 (木)

    先駆けろ!シン・地方創生

    皆さん、知っていますか?
    2018年、1年間で49万人もの人が全国から東京圏に移住しました。東京圏から地方へ転出したのは35万人。14万人の人口が東京圏に吸い上げられたことになっているのです。少子化や人口減少が叫ばれて久しい今日、富山県にあっても人材不足、働き手不足が大きな問題となっているにもかかわらず、東京への一極集中は近年、ますます加速しているのです。
     しかも、東京都の合計特殊出生率、すなわち女性が一生で産むであろう子どもの数は1.1で全国最下位。これでは少子化はさらに進んでしまうでしょうし、地方における人出不足によって、わが国の活力は損なわれていくばかりです。
     残念ながら、この流れを止めるのはなかなか容易ではありません。しかし、東京オリンピック終了後、真剣に地方創生に取り組む時代が来る。
     必ず、そうなると思います。
     富山県は移住を希望する都道府県ランキング第6位。
     Uターンする割合の高い県では沖縄県に次いで第2位です。

     富山県は、選ばれる県の一つになってきた!

    シン・地方創生。富山県そして高岡市を、ますます選ばれる地域として、その魅力を磨き、高めていきたい。皆様のご指導、よろしくお願いいたします。

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2019.02.22 (金)

    eスポーツのカリスマ

     eスポーツ界のカリスマ、堺谷陽平氏と会った。かつては自らもプロのeスポーツのプレイヤーとして活躍。賞金の懸った公式ゲームに勝利するため、スキルの研鑚を重ね、戦略を練り、仲間との連携を高めてきた。地道に富山でのeスポーツシーンを牽引してきたが、昨年9月、北陸初のプロゲーマーチーム「TSURUGI TOYAMA(ツルギトヤマ)」を立ち上げた。

     「eスポーツって何?」「ゲームでしょ」

     私もゲームが大好き。スペースインベーダーに衝撃を受け、100円玉を1枚握りしめて、近所のドライブイン大仙に行ったものです。一昨年、それまで12年間使ったPS2を処分して、PS4を購入。時々スイッチを入れます。だから、堺谷さんの話を聞いてるとその可能性をビンビン感じました。

     eスポーツとは、コンピューターゲームや、テレビゲームで行われる対戦型ゲーム競技のことを指します。海外では既に多額の賞金のかかった大規模ゲームイベントが複数開催され、プロチームやプロリーグが多数存在し、サッカーやテニスなどのプロスポーツ選手と同じくスポンサーを付けて活動しているプレイヤーが沢山います。国内でも認知度の高い格闘ゲームの「ストリートファイター」もこのeスポーツタイトルの一つで、日本国内からもプロゲーマーとして世界大会へ出場する選手もいます。世界の競技人口は最低でも1億人以上といわれています。(富山県eスポーツ協会ホームページより抜粋)

     今年9月に開催される「いきいき茨城ゆめ国体2019」の文化プログラムに初の全国都道府県eスポーツ選手権が行われることになった。競技種目となったのは、サッカーゲームの「ウイニングイレブン2019」とパズルゲームの「ぷよぷよeスポーツ」、リアルドライビングシミュレーターの「グランツーリスモSPORT」の3つ。何とも楽しい話です。

     さらに、高岡龍谷、砺波工業、富山工業、新川高校にeスポーツ部が誕生しているのです。堺谷さんのこれまでの地道な活動がこうした形で実っているのだと思います。

     こうしたブームの中、今年の5月、高岡市末広町にeスポーツカフェがオープンするとのこと。チーム「TSURUGI TOYAMA」の活動拠点となるんだそうです。ゲームは重要なコミュニケーションツールだと語る堺谷さん。この拠点開設を契機として富山高岡がeスポーツの聖地となるように、高岡に大きな賑わいが生まれるように、期待しています。


    # 2月17日、福岡国際センターで開催されたeスポーツの大会「EVO Japan 2019」 にて、チーム「TSURUGI TOYAMA」のTomo/relo選手が見事優勝を
    飾ったというニュースが飛び込んだ。期待が大きく膨らみますね。

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2019.01.09 (水)

    謹賀新年 平成31年の幕開けにあたり

    皆さま、明けましておめでとうございます。

    今年は、何と言っても改元の年だという事です。4月30日、今上天皇陛下がご退位され翌5月1日、皇太子殿下が天皇に即位されます。
    東日本大震災がこっち、全国的に災害の絶えない状況でしたから、改元を機に、国土が平安となる事を願ってやみません。
    富山県は幸いにも、災害の少ない県という事ですが、未然防止にしっかり取り組んで行きたいと思います。

    10月には消費税率が10%になります。景気が徐々に上向いてる中、かなり怖いマイナス要因だと思います。それでなくても富山県は働き手不足で、せっかくのチャンスに、思うように企業経営が展開出来ない会社が多いように見受けられます。その上、軽減税率やらキャッシュレスやら、ややこしい事が多く、それでさえ面倒臭いのに、お金にならない投資が必要になるのは、頭が痛い事でしょう。
    県内経済の活性化のさらなる伸張の為、消費税対策、人手不足対策も更なる進化が求められています。

    そして、今年は選挙の年です。4月の統一地方選挙で富山県議会議員は全員、県民の厳しい審判を受けなくてはなりません。夏には、参議院議員選挙も控えてます。イノシシ年の選挙は、荒れるとウワサされています。私もしっかりと地に足の着いた後援会活動を進めて行きたいと思いますが、お陰様で副議長、何かと公務が多く、思ったように時間が取れない状況でありまして、実はドキドキしています。

    いずれにしても、大きな転換期にある2019年だろうと思います。皆様にとりまして、良い結果の出る年でありますよう祈念するとともに、今年も私に、変わらぬご指導賜りますよう、よろしくお願いいたします。

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2018.12.21 (金)

    年末雑感 赤坂にて

     17日、上京し、2つの会合に出席しました。1つは「石破茂君を囲む会」です。

     今夏の自民党総裁選挙に立候補し、48年振りだと言う現職総理大臣との一騎打ちを戦い、善戦するも及ばなかった石破茂衆議院議員。負けを覚悟しながら、しかし訴えるべき事を自ら訴えるべく、堂々と戦ったその姿勢は素晴らしく、そのメッセージは心に響きました。あれから5ヶ月。まさか落ち込んでる事は無いと思うけど、どうしていらっしゃるか、心配でもあり、興味もあり。

     相変わらずの元気でした。テレビでは悪く見えるのに、実物は案外可愛いその顔も相変わらず。そして、地方創生への想い、自民党のあるべき姿、これも変わらず滔々と述べられました。まずは一安心です。総裁選の価値ある敗戦から、更なる前進を期待します。

     もう1つは富山県の主催する「ブリ会」です。

     富山県に所縁のある方々に来てもらい、ブリを中心に富山の冬の幸を振る舞おうと言う企画です。中沖県政時代に始められた「ブリ会」、目の前で大物ブリを捌いていくブリの解体ショーなどで大いに賑わうと言う印象があり、今回初めての参加なので楽しみにしてたのですが。。

     入ってみると、思ったより人が少ない。4、50人くらい。よく見ると県の部長さんとかが結構参加されてて、純粋にお客さんと言えるのはさらに少人数だと思われます。こんなもんなの?ブリ会。

     かつては、やっぱり大層な人出だったそうです。それまで無料で皆んな招待だったんですが、会費を5千円としたところから、がっくり減ったとの事。日頃の感謝とこれからも宜しく、という意味で豪気に振舞っていればよかったものを。。
    「何でまた会費制にしたんですか?」
    「官僚の方々は会費が明記してある方が出やすい、との意見があったので」

     うーむ、官僚だけがターゲットだった訳でもあるまいに。
     なんで「ブリ会」を催すのか、しっかり考えてみる必要を感じました。先ずは多くの人に来ていただくのが第一だと思うのですが。。
    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2018.11.22 (木)

    富山湾を活かしたい

     県議会の自民党議員会では、昨年(平成29年)6月に「富山湾未来創造調査会」を設立しました。北陸新幹線開業が成った今、立山・黒部と並ぶ富山県の天然素材、富山湾をもっと活用できないか。
    例えば、湾岸道路を整備して立山・黒部アルペンルートのように、富山湾岸ツーリングロードとして売り出すことはできないか。
    例えば、日本海側で初めてメタンハイドレードの掘り出しに成功し、その先駆的な役割を担うことができないか。
    例えば、近頃急速に距離が縮まっている感のあるロシアとの交流・交易を進める。プーチン大統領も関心を抱いている沿海州と富山県は友好提携25周年、ウラジオストクを中心とした北東アジア交流の強力なパートナーとなることはできないか。
    例えば、天然の生簀の名に恥じない持続可能でしかも儲かる水産業の富山モデルを確立することができないか。
     そういう研究や調査を進め、縦割り行政に陥りがちな富山県庁に対して、「富山湾の活用」という横串で貫いた提言をしようという目的で設立されました。

     6月の設立と同時に、調査会の中に提言を取りまとめるワーキングチームを設置して、取り組みを続けてきました。ハバロフスク・ウラジオストクへ出かけFESCOという運送会社に訪問もしました。栽培漁業センターや新潟港・伏木港も視察しました。魚津水族館の所長や伏木海上保安部の方を招いて勉強会も実施しました。こうした17ヶ月にわたる活動の成果としての大項目5つの提言をまとめました。題して「富山湾が未来を拓く」。本日(11月21日)石井知事に提言書を手渡し、内容について意見交換してきたところです。

     石井知事以下、担当の観光地域振興局長をはじめ、10人の課長にも同席いただきました。知事からは5つの提言につき、それぞれコメントを頂き、提言を充分踏まえて今後施策を展開したいとのお話をいただいたので、まずは良としたいと思います。

     ワーキングチームの活動を通じて、県議会議員として地元である高岡のことだけでなく、北東アジア全体を見据えたいい取り組みができたと思いますし、貴重な経験となったと思っています。もちろん「富山湾のあるべき姿」というのは途方もなく大きなテーマですので、今回の取り組みで、まとまりきったとは思っていません。引き続き調査会活動を通して取り組んで行きたいと思います。県議会議員の平成27年からの任期4年の最後の年に、一つの仕事ができたこと、喜ばしいと思いますし、県議会事務局をはじめ、手を貸してくださった多くの皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。

     この提言について詳しくお知りになりたい方がありましたら、遠慮なく連絡ください。

    続きを読む
  • 山本とおるの本音
    2018.11.01 (木)

    誇りある高岡

     去る10月28日(日)、高岡商工会議所2階ホールにて、山本とおる後援会と資金団体である徹友会の合同臨時総会を開催し、県政の報告とともに、来年4月に行われる県議会議員選挙への出馬表明をいたしました。

     私としては、前回当選させていただいた平成26年4月以降、3年半余りの任期の中で感じてきたことを率直にお話しさせていただきました。
    高岡は、周囲(富山県や周辺の市や町)からどう見られているのか、理解する必要がある。ということです。

     北陸新幹線の速達型「かがやき」が高岡に止まらないという、「かがやきショック」(実際には朝晩1日1本臨時便が停車するというもの)間只中、先輩・同僚県議から、「ほんとに止まると思っとったん?」と言われました。私は止まることを全く疑っていませんでした。でも富山市や新川からみると1県1停車だから止まるわけない。と普通に思っていたんでしょう。「かがやき」が止まると本気で信じていたのは高岡だけだったのです。かつては富山県第2の都市として、県庁所在地である富山市以上のプレゼンスを誇っていた高岡市。それは過去の栄光であって、今はそういう風には思われていないのです。

     そして、「高岡しっかりしてくれんと困るよ」っていう声も聞きます。呉西6市の連携が大切な今、富山県の第2都市として、呉西6市の中心として、高岡には果たすべき役割があるのではないでしょうか。国や県の施策の方向性を見極め、周囲の市や町の意向を把握し、一緒になって、歩調を合わせて進んでいく、こうした姿勢が求められているのではないでしょうか。

     今は高岡市は財政再建中であります。だけども、苦しいからと言って「とにかく今は高岡さえよければ」と内向きになるのではなく、苦しくても頼られる高岡、信頼される高岡を目指して頑張らねば、いつまでたっても「高岡やちゃ。。。」という周囲からの批判的な評価は無くならない。かつての栄光じゃありませんが、高岡に誇りを取り戻したいのです。

     高岡の活力が高まれば、それは呉西の各市にとっても好材料でしょう。「高岡しっかりしてよ」は期待の裏返しでもある。そして県西部が活気づけば、それは富山県の発展に直結することになるのです。

     でも一人でできる訳はありません。政治や行政だけでも難しいでしょう。高岡市民の皆さんがその気になって意識的に取り組んでいくことこそ大切だと思います。私は一人の県議会議員として、微力でありますが、そういう方向を目指して頑張ってまいりたいと思います。皆様のご指導・ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

    続きを読む
  • 1  2  3  4  5

    山本とおる twitter


    山本とおる facebook


    山本とおる YouTubeチャンネル