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高岡市相撲連盟会長としてコメントしときます。

相撲の土俵に女性が上がってはいけないのはそういうルールだからです。このルールは相撲が神事である一面を持っている事、神道による神事には穢れという概念がある事から来ているものと考えられます。

土俵が造られると土俵祭りというのが催行されます。神主さんが呼ばれ、祝詞を奏上し供物を捧げて安全祈願します。土俵の中央に穴を開けて、塩、昆布、勝栗、洗米など縁起物が丁寧に埋められます。大相撲の土俵は勿論のこと(地方巡業であっても例外は無い)、アマチュアの社会人相撲の土俵でも同様です。(縁起物は埋めない事もある。どうしても土俵のその所が弱くなってしまうから。)

ウェキペディアによると、

神道においては、生物の身体から離れて、流出した血液は血の穢れとみなされる。(これは身体の一部が身体から分離したものをケガレとみなす考え方で、頭髪や爪、排泄物などにも同様な観念がみられる、また他の宗教や神話にも類似した観念が存在する)
そのため、生理中の女性や産褥中の女性が、神聖とされる場所(神社の境内など)に入ることや、神聖な物(御輿など)に接触することを禁止するタブーが古来よりある。
本来は、女性だけでなく、生傷を負って流血している男性が神域に入ることや、神域での狩猟なども同様な理由で禁止されている。

元幕内力士で歌手の大至さんがご自分のブログで、

「病院の女性スタッフさんの迅速な行動により、一命をとりとめた。本当に良かったと胸を撫で下ろします。そして、女性スタッフさんの冷静な判断に脱帽です」と土俵に上がり視聴を救護した女性に感謝した。
 女性に土俵から下りるよう行事がアナウンスしたことに、批判の声が出ている。大至は「誰もが想定しなかった緊急事態。今後の相撲協会の、本場所や巡業運営に課題を残したし、そこは改善していかないといけないと思う」との見解を示した。
こう書かれていますが、全く同感です。

かつてあったという女相撲は興行の面が濃く、神事とは言い難いですよね。ちびっこ相撲は当然ちびっこなので所謂生理がない段階の女の子が土俵に上がるのは問題無いと思いますし、後はスポーツとしての面が強いのでルールを変えるのも大した問題は無いでしょう。変えられるところは順次変えていけば良い。

だけど、相撲は神事でそこには伝統と文化があるとすれば、何もかも女性差別解消の名の下に変えていくのは危険だと思います。例え土俵が女人禁制になったのは明治以降との論を良しとしても。(それ以前はその事をルール化する必要が無かった?)






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