私の後輩である瀬川侑希氏は、自民党籍を有し青年部に所属し、先の参議院議員選挙、富山県知事選挙をともに戦いました。また昨年は、自民党富山県連の「政治学校」で学び無事修了している歴とした自民党員であります。
瀬川侑希氏は、井口本江に住まいを構える思いを定め同地区から市議会議員選挙に出馬する準備を始めました。しかし、井口本江の属する野村小学校区には既に自民党公認の候補予定者があった事、生まれ育ったのが佐野地区であった事など諸事情により、ついに地元自治会の推薦を得られませんでした。自民党高岡市連には地元自治会の推薦を得る事が市連推薦の条件となっています。このままでは、推薦が得られない公算が大となりました。私にも相談がありましたけど、瀬川氏も随分と悩んだ末、推薦の申請をせず無所属で戦う事を決意しました。
私としましては、党本部通達に反する事は承知しておりましたが以下の理由から瀬川侑希氏の応援をする事としました。
①
推薦は取れないが、歴とした自民党員であり反党行為にはあたらないと判断したこと
②
瀬川侑希氏が小学生の頃からの付き合いであり空手道場、高岡高校の後輩であり、かねてより高岡市議会議員選挙出馬について相談を受けていたこと
③
高岡市政に対する高い志と熱い想いを持っていること
瀬川侑希氏を応援する事については、自民党高岡市連支部長渡辺守人県議、副支部長の向栄一朗県議、同じく酒井立志県議、幹事長の畠起也市議にも予めお話を申し上げ、選挙戦に突入いたしました。
瀬川侑希氏は結果、多くの方々の支持を集め素晴らしい成績で当選を果たしました。しかし、自民党議員を組織する高岡市議会自民同志会には当面入会せず、6ヶ月後にもう一度考えてみるという選択をし、同志会会長である畠起也市議にもその点につき話をされました。
私は、自民党高岡市連の支部長代行を努めていますが、要職にある自分が自ら通達に反した事について何らかの責任を取る必要があると考え、先般、支部長代行を辞したいとする「辞職願」を渡辺守人支部長宛に提出したところであります。
11月21日、同市連役員会が開催され、その場で私の「辞職願」について協議されまして、同書については支部長預かり、党紀委員長の見解もふまえ処分は「戒告」と決まりました。また合わせて始末書を提出するよう求められました。私としてはこれを了承する事といたしました。皆様にはご心配をお掛けしまして大変申し訳なく思っています。
今後は、自民党公認の県議会議員として我が党の政策実現や党務の拡大に努力して参る所存でございます。皆様方には変わらぬご指導とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。