2020年5月

  • 山本とおるの本音
    2020.05.11 (月)

    フェイスガードで「こんにちは」な時代

     新型コロナウイルスですが、富山県の新規感染者数は5月6日0人、7日1人となって、7日間平均では3人となってきました。GW中だから検査数が少ないとかあると思いますが、緊急事態宣言から2週間、効果が出てきているのだと思われます。
     富山県では、11日付でもって休業要請を一部解除いたします。引き続き緊張感をもって感染防止に努めなくてはいけませんが、経済活動の方も徐々に再開していこうということでしょう。
     先日、富山県議会自民党議員会で富山県衛生研究所
    の大石和徳所長と、流行りのZOOM会議を持たせていただきました。
    大石所長によりますと、新型コロナウィルスの感染については第2波もあるということを十分考えておかなくてはいけないということ。感染防止と経済活動は両立しえないので、どうバランスをとっていくのかは政治判断となること。
    ざっくり言うとこんな話でした。(大石先生、要点が違っていたらすみません)
     キーワードである「再生者数」、僕も難しい算式は分かりませんが、以下の記事は分かりやすかったので参考まで。
     感染防止を緩め経済活動を再開すると、また感染者数は増加してくる。そうするとまた感染防止のため、外出自粛など経済活動を抑える。感染者数が減ってくるとまた経済活動を再開する。というサイクルを繰り返すことになる。
    そのバランス感覚が政治に問われていく。と言うことでしょう。
     集団として免疫を習得するか、抗ウイルス薬やワクチンの開発がなされて鎮静化するか、いずれにせよ1~2年は覚悟する必要があるのかも知れません。

     とすれば、やっぱりアフターコロナ、ウィズコロナ。
     これまでとは少し違う生活スタイルに変化せざるを得ない。

     マスクがTシャツのように生活の一部として定着する。テレワークや遠隔授業、ZOOM会議はもっと普及する。〇〇ペイといったキャッシュレスも大きく進む。非接触型のライフスタイルが進んでいくでしょう。フェイスガードで「こんにちは!」です。
     でもこの自粛生活を送るうちに、会いたい人に会えないという寂しさはもちろんだけど、他愛もない会話を楽しみながら食事をすることが、どれほどストレス解消につながり、かつ人生において貴重な時間であるのか、だとか、対面での打合せは、必要な数字や情報を交換する以上に、表情や仕草から読み取っているものがあるんだということなど、改めて認識したところも大いにあったはずです。
     経済活動も、グローバルの弱点が露呈し、危機管理について考えるとき、備蓄といくこと、生産拠点の国内回帰、地産地消といった観点から、見直されることになるでしょう。

     アフターコロナ、ウィズコロナです。

    私も政治家の端くれとして、そういう事を考えて参りたいと思います。
    そういえば。。。
    10月には知事選挙です。どなたが知事になるのか、まだ分かりません。ですが次の4年間は、確かにコロナを見据えた4年間になると思うので、そこんところ、ちゃんと見ていきたいです。

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