山本とおるの本音

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2020.06.04 (木) 17:44

コロナ後の富山県を見据えた富山県知事選挙

山本とおるの本音
 この10月行われる予定の富山県知事選挙、自民党の推薦候補者選考がいよいよ大詰めを迎えています。
 私は現職の石井隆一さん(http://chiji-blog.pref.toyama.jp/blog/)にかけてみたいと思います。
 正直に言うと、石井さんは交代のタイミングだと思います。石井さんが知事としてダメだから、という意味ではありません。
 中沖県政の後を引き継ぎ、4期15年つとめてこられた。財政再建と北陸新幹線の開業という2つの大きな実績をあげられました。輝かしい功績です。
しかし一般的な見方からいうと、「飽き」がきてます。新しい体制を望む雰囲気が濃い。

 一方、新田八郎さん(https://nitta8.info/)。
 私は、太田房江さん(現在は衆議院議員。以前は全国区の参議院議員だった。)の富山後援会でしばらく一緒に活動させていただきました。
新田さんのお姉さんは、前北海道知事、現在は参議院議員をお務めの高橋はるみさん(http://haruchan.jp/)です。太田房江さんと同じく通産省(現経済産業省)出身で、そういう関係から新田さんが富山後援会の会長になっておられたようです。私は県議の先輩で、やはり通産省出身の山辺美嗣先輩からお誘いいただきました。
新田さんに初めてお会いした時は、物静かで柔らかな方だな、という印象でした。
 青年会議所の世界では伝説の人です。富山県でただ一人、日本青年会議所(http://www.jaycee.or.jp/)の会頭を張ったんですから。私も先輩方の勧めで、2010年、日本青年会議所に出向いたしましたが、全国から集まる鼻っ柱の強い、バリバリの若手経済人を束ね、日本中の青年会議所組織を方向付けていくのは並大抵のことではありません。
 その伝説の先輩が知事選挙に名乗りを上げる。並々ならぬ思いがあるのだと思います。
 しかし私は、「よし、新田さんに富山県を託そう。」そういう果敢な気持ちに至らないのです。いまもなお。

 石井さんは交代の時期、新田さんでは思い切れない。そういうところから、「第3の候補」擁立に期待を寄せてきました。しかし、それもかなわぬ夢となった今、石井さんか新田さんか、どちらかに決めなくてはいけない。悩ましいところです。

私は、石井さんにかけてみたいと思います。

コロナ後の社会は、新しい構造への転換をはからなくていけない。
経済も行政も。グローバルのなかにもローカルをみなおす。一極集中の危うさから脱却し、ハード面でもソフト面でも国土強靭化をはかる。それは地方創生の一層の推進と不可分です。停滞から変換へ。そういう方向性を打ち出し、国と歩調を合わせ、時には国に先んじて、地方から国をも動かし、アフターコロナの富山県を造っていく。今すぐにでも始めなくてはならない、その仕事に期待できるのは石井さんです。

そうはいっても。。
今週末の6月6日、自民党富山県連 常任総務会の場で、石井さん、新田さん両氏の決意表明を聞くことになっています。感動的なスピーチを聞いて心変わり、なんてこともあるかも。
いずれにせよ、付託をいただいた県議会議員のひとりとして、自民党富山県連の役員の一人として、今考えられるベストな判断をしていきたいと思ってます。


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