2月19日をもって、自民党高岡市連の高岡市長選挙推薦候補者選考公募が締め切りとなりました。これで高岡市長選挙は次の段階に進む事になります。
私自身、数名の方から、今夏の高岡市長選挙に出馬して、高岡のためにその身を尽くしてはどうか。と強く薦められました。
そういうお話はこれまでも無くはありませんでした。
ただ今度のはちょっと違いました。わざわざお越しいただいたり、お手紙やメールも頂戴しました。
どなたも、高岡の現状を憂い、このままではいけない、という危機感をお持ちでした。
確かに今の高岡は厳しい。
どの自治体も苦しい財政なのは似たり寄ったりです。しかし、富山市と比べるとどうだろう。射水市と比べるとどうだろう。砺波市とは。南砺市とは。
高岡は、県内の他市に比べて、正直停滞感・閉塞感が半端ない。
この現状を打破したい、打破してほしい、そういう思いが高岡市民の中のあるのだと、改めて強く感じました。
私が高岡市長選挙に出馬することで、高岡の停滞感や閉塞感が打ち破られるというのなら、政治家として受けて立つべきではないか。
相当悩みました。(だいたいそんな力が私にあるのかどうか。)
高岡の現状を打開するのは容易なことではありません。市長はもちろんのこと、政治家がしっかりしなくてはいけないのは当然です。でもそれだけでは足りません。経済界も、農業関係者も、市役所職員も、なにより多くの市民が一緒になって高岡をよくする、そういうまとまりが大切なのではないでしょうか。
ところが、まとまるどころか、
誤解を恐れず言うなら、強引、拙速、決めつけ。年が明けてからは、こうした事ばかりが目に付くようになりました。当然不平不満が噴出しました。
この段階に至っては、私も本当にこのままでは高岡はダメになってしまうのではないか、危機感を覚えました。悩みは深まり、苦悩しました。
山本とおるはどうするべきか。高岡のために何ができるのか。
ずっと一緒にやってきた仲間が話を聞いてくれました。一緒に悩んでくれました。本当にありがたかった。
結論は、私は県議会議員として、高岡のために働く事にいたしました。今般の市長選挙を通じ、高岡がまとまっていくように努力する。そして市民の皆さんが一緒になって高岡市の将来について考える。そうなればきっと、高岡の苦しい現状を打開する、その道が開けてくると信じます。そういう高岡になるように、力を尽くしていきたいと思います。
甲斐性無し、ということかも知れません。
しかし、高岡がまとまれるように、ぜひ皆様の力をお貸しください。私自身、これまで以上に精進して参ります。引き続き、ご指導賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。