問1 がん対策について
(1)がんの専門医療に関する人材の育成を目的とし、北陸3県の5つの大学が中心となって取り組んだ「北陸がんプロフェッショナル養成プログラム」事業の成果について、所見を問う。
(2)富山大学等の5大学は、後継事業となる24年度からの「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」に応募し、採択の内示を受けたと聞いているが、今後、このプランに基づき実施される事業も活用し、本県のがん医療従事者の資質向上に取り組むべきと考えるが、どうか。
問2 医師確保対策について
(1)県内の救急医療の厳しい現状についてどのように認識し、今後、どのように対応していくのか、所見を問う。
(2)医療体制を維持するため、適正な医師配置について、県としてもっと踏み込んだ対応をすべきと考えるが、所見を問う。
問3 ふるさと教育について
(1)ふるさと教育については、一般的な分野(いいかえれば、家庭や地域)から、学校教育の分野にかけてのアプローチがなされているが、最終的にどのような県民意識を育て、そのことによりどのような効果を期待するのか。
(2)郷土愛を育てるのに最も効果が見込めるのは、ふるさとの成り立ちや歴史などを教えることであると考えるが、見解を問う。
(3)「私たちは好き嫌いにかかわりなく、日本人として生を受けた。日本の国の成り立ちを知り、先人たちが苦労しながら国家の独立を守ってきたことを知れば、現在、日本国がかくも立派に存在している事の意味を知ることが出来るのではないかと思う。」
全く同感であり、ふるさと教育を進める土台となるべき部分が脆弱では、せっかくの取り組みと予算に、最大の効果が望めないのではないか。
◎副読本でカバーすることなどによって、子どもたちにこの国の成り立ちをきちんと教えていく必要があると思うが、見解を問う。
問5 「千保川クルーズ」などの水辺の活用について
(1)
① 伏木港の「如意の渡し」が廃止される記事が新聞に出たとき、タカギセイコーの故羽場社長は、私の後援会長である岡本清右衛門さんを呼ばれ、渡し舟の権利を活かし、千保川をおとぎの森公園まで遡ってみてほしい、との提案をされたそうです。
② 瑞龍寺に来た観光客を、おとぎの森公園まで導き、船で川を下り、金屋町で下船して、町行きしつつ伏木の勝興寺にいたる、観光ルートの構築であります。
③ 岡本会長はじめ、千保川を語る会や、関係の方々は4度にわたる挑戦をされました。船は段々に小型し、同情した小矢部漁連の方々が笹舟を提供してくれたそうです。船外機をはずし、最後は棹をつかい、岸の草の根をつかんで、おとぎの森公園までたどり着いたそうであります。
④ 岡本さんの経験によりますと、課題は3点。藻の繁殖が多いこと。浅いところがあること。おとぎの森公園の手前100Mのところに堰があること。
⑤ こうした、障害があるにもかかわらず、この4月14,15日、第1回千保川さくらクルーズは敢行される運びとなりました。慶賀に耐えません。
⑥ 今後さらに大きく育って行くことを地元住民の一人として、期待しています。
⑦ 「水辺のまちづくり事業」「ふるさと川応援団支援事業」など、関連すると思われる県の補助メニューも予算も上がっていますが、多方面からの支援をお願いしたいと思います。
⑧ これまでも本県は「松川・富岩運河地域」や「内川周辺地域」をモデル地域として支援し、地元の皆さんと共同して、大きな成果をあげてこられた。
◎北陸新幹線開業を見据え、都市内にある貴重な水辺空間の魅力を県内外に発信することで、新たな地域の魅力を創出し地域の活性化を図る活動に対して積極的に支援すべきと考えるが、今後どのように取り組むのか。