平成24年3月31日
自民党議員会「がん対策推進条例検討プロジェクトチーム」として活動してきた、ひとつの成果として、
「これからのがんを考える」フォーラムを、富山国際会議場にて開催しました。
第1部は、日本最先端、静岡県立がんセンター総長の 山口 健 先生の基調講演。
これからのがん医療について、幅広い観点から、わかりやすく教えていただきました。
がん対策に使われる国家予算は、およそ3兆円。
しかしこれで命が救われれば、脳卒中などと違って、もう一度職場に復帰することも可能であり、人口減少社会にあっては、3兆円は使い捨てではない。とのお話には、納得でした。
第2部は、タレントの向井 亜紀 さんから、特別講演ただきました。
自らの辛い経験を交え、生きる力は、生きたいと思う気持ちの力であるといった趣旨の、たいへん
いいお話をいただきました。
第3部は、富山市民病院の泉 院長先生を交え、パネルディスカッションを開催、条例の可能性と富山のがん医療について、深く掘り下げていただきました。
客席は400名以上の方々にお運びいただき、盛況だったと思います。
聞きたいと思う方のなんと多いことか、そして、皆さん真剣でした。
2人に1人が、がんに罹る時代。
条例がしっかり効力を発揮するよう、最後の詰めをしていきます。